Live2D / 制作依頼のQ&A

Live2D制作、何を準備して相談すればいい?
準備する資料と相談文の例

立ち絵や希望する動き、予算、公開予定。決まっていることを整理すれば、最初の相談がしやすくなります。 未定の項目があっても使える相談文を用意しました。

メリノちゃんがキャラクター設定画、表情の資料、カレンダーを整理し、制作相談の準備をしています。

まず、どこから頼みたいかを伝える

立ち絵があるかどうかと、動くモデルまで作りたいか。この2つが分かれば、相談の入口になります。

デザイン、パーツ分け、動くモデルの順に制作工程を並べ、メリノちゃんが依頼範囲を案内する図。

全部決まっていなくても大丈夫。「絵はあるけれど、動かせるデータか分からない」も、そのまま教えてくださいね。

立ち絵がまだない

キャラクターデザイン・Live2D用イラスト・モデリングを、どこまでまとめて依頼したいか伝えます。モデリングは、絵に顔の向きや表情などの動きを付ける制作工程です。

髪型や服装が未定なら、好きな色、活動の雰囲気、入れたいモチーフから始められます。

すでに立ち絵がある

画像の見本と、手元にあるファイル形式を伝えましょう。パーツ分けされたPSDがあるか、追加の描き足しが必要かを確認します。1枚のPNGがあるだけで、そのまま希望どおりに動かせるとは限りません。

別の方が描いた絵なら、Live2D化・加工・制作担当者へのデータ共有について確認済みかも伝えてください。

PSDはレイヤーを持てる画像形式です。Live2D用の素材分けでは、目・口・髪などを動かすためのパーツとして準備します。形式名だけで適合は判断できないため、必要な分け方は希望する動きに合わせて確認します。

完成モデルを買う方法と、制作依頼の違いを見る →

見積もりの前に、用意したい情報

用途・見た目・動き・予算・時期を、決まっている範囲でまとめましょう。未定の項目は「相談したい」で構いません。

メリノちゃんが利用環境、デザイン、表情、予算、日程の5項目を整理している図。

「必ずほしいもの」と「予算が合えばほしいもの」を分けると、何を優先するか一緒に考えやすくなります。

  1. 使い道と、動かす環境

    配信、動画、ゲームなどの用途、収益化の予定、使用したいアプリとPC・スマホの環境を伝えます。アプリが未定なら、やりたい活動を先に書いてください。すべてのアプリで同じモデルが使えるという意味ではありません。

  2. デザインと参考資料

    正面の立ち絵、設定画、配色、衣装の資料など、手元にあるものを整理します。参考作品には「この柔らかい雰囲気が好き」「この髪の揺れ方を相談したい」のように、参考にしたい部分を添えましょう。他作品のそっくりな再現を前提にしないことも大切です。

  3. 必要な表情・動き・切り替え

    「笑顔と困り顔は必須、頬染めは追加で検討」「上着の着脱を相談したい」など、具体的に書きます。参考動画があれば、見てほしい時刻も添えると伝わりやすくなります。

  4. 予算と、そこに含めたい範囲

    イラスト込みかモデリングのみか、追加表情も含めたいかを併記します。海外からの相談は希望通貨も添えてください。希望額は相談の材料で、受注可否・正式な金額・決済通貨は見積もり時に確認します。

  5. 納品希望日と、デビュー・公開予定日

    モデルを受け取りたい日と、初めて使う日を分けます。納品後に読み込みや動作確認をする期間も考えておきましょう。日付が動かせるか、海外の場合はタイムゾーンも伝えると行き違いを減らせます。

最初の相談に使える文章

下の文章をコピーし、角括弧の中をご自身の内容に置き換えて使えます。分からない項目は「未定・相談希望」としてください。

メリノちゃんがキャラクター資料と日程を見ながら、パソコンで相談文を書いている場面。

立派な企画書にしなくても大丈夫。今ある資料と、実現したいことが分かれば、次に確認することを整理できます。

件名:Live2Dモデル制作のご相談

メリノ工房 ご担当者さま
Live2Dモデルの制作について相談したく、ご連絡しました。

・活動名/お名前:[お名前]
・用途・収益化の予定:[配信、動画など]
・依頼したい範囲:[デザイン・イラスト・モデリング/モデリングのみ/相談したい]
・立ち絵やPSDの有無:[あり・なし・形式不明]
・既存イラストの利用・加工・共有の確認状況:[確認済み/これから確認/該当なし]
・デザインの希望・参考URL:[参考にしたい部分も記入]
・必須の表情や動き:[内容]
・追加で検討したいもの:[内容]
・使用アプリ・PC/スマホ環境:[分かる範囲で]
・予算と通貨:[金額または相談希望、含めたい制作範囲]
・納品希望日:[日付、変更できるか]
・デビュー/公開予定日:[日付または未定]
・居住国/タイムゾーン:[必要に応じて]
・そのほか:[グッズ化、納品形式、公開条件など]

この内容での対応可否と、見積もりに必要な追加情報を教えていただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。

資料が多い場合は、最初に一覧や閲覧用のリンクを添え、制作データの受け渡し方法は相談しましょう。共有してよい資料か、相手がリンクを開けるかも確認してください。

英語での相談にも対応しています。英語版の相談文テンプレートも用意しました。工房は日本時間(JST・UTC+9)を基準に、日程や希望通貨をすり合わせます。

問い合わせページではメールの下書きを作成します。内容を確認し、ご自身のメールアプリから送信してください。

相談後は、制作範囲と条件を確認する

見積もりの金額だけでなく、何が納品され、どこまで使えるかを確認してから進めましょう。

メリノちゃんが制作内容、納品ファイル、日程と支払いの確認項目を見比べている図。

「この表情も入ると思っていた」を防ぐために、必要なものを言葉にして、見積もりの内容と照らし合わせましょう。

制作前にそろえておきたい認識

  • イラスト・モデリング・表情など、見積もりに含まれる作業
  • 使うアプリ、納品ファイル、導入サポートの範囲。編集用データが必要なら、その扱いも確認
  • 途中確認のタイミング、修正できる範囲と回数、追加希望が出たときの扱い
  • 制作スケジュール、支払方法・通貨・時期、日程変更や中止時の取り扱い
  • 収益化・グッズ化などの利用範囲、クレジット、実績公開の可否と時期

これらは案件ごとに確認する項目です。このガイドが一律の料金、修正回数、納期、支払方法や利用条件を定めるものではありません。まだ決まっていない項目も、最初の相談で一緒に整理できます。